お手入れ方法

ノルウェージャンフォレストキャットを飼う時によく聞かれることは、コートをどのように手入れしたらよいかという質問です。ノルウェージャンフォレストキャットの様に長毛種で、しかも充分にボリュームのあるアンダーコートをもつ猫種では、不十分な手入れによってオバーコートとアンダーコートが絡み合い、毛玉を作ってしまうこともよくあります。また、特にノルウェージャンフォレストキャットの場合、被毛がとてもオイリーな場合があり、そのために毛が絡み合ったり汚れてしまうことも多くなります。

 被毛の管理で最も重要なことは、言うまでもなく適切なシャンプーでしょう。オイリーな分、汚れもつきやすく、適切な時期にシャンプーして汚れや必要以上の脂を取り除いてやることが重要です。脂は尾を中心に多く認められます(スタッドテール)。そのため、脂のきついところは、スタッドテールリムーバーを用いて余分な脂を取り除きます。また、体の被毛は、市販のシャンプー(できればスタッドテール用と一般のシャンプーを組み合わせると良い)を用いて数回充分に洗います。その際、充分にすすぐことを忘れないようにして下さい。必要に応じて、被毛保護剤や育毛剤を使用し、コンディショナーやリンスで仕上げします。この際も、充分にすすぐことを忘れないで下さい。

 乾燥は、水分が残らないように完全に乾燥させます。水分が残っていると黄ばんだり、汚れの付く原因となります。市販の猫用乾燥機などを併用すると、猫への負担も少なくなります。洗う頻度は個体によって異なりますが、一つの目安として被毛が集まって束になるようになりましたらシャンプーの時期と考えても良いでしょう。

 日頃のグルーミングは、換毛期を除いてそれほど頻繁にやる必要はありません。毛が絡んでいるところがあればほぐしてやる程度で充分だと思います。むしろくし(コム)を入れすぎて静電気を誘発する方が場合によっては毛玉を作る原因になります。くしを入れるときには、静電気を防止するスプレー(アンジュのテキストライザーなど)を利用すると良いでしょう。なお、体や尾はもちろんのこと頭部や耳の下などに小さいコムを使ってクシを入れるように心がけましょう
 日頃の手入れで、ノルウェージャンフォレストキャットの特徴であるコートをすばらしいものにすることができます。愛猫のために、お手入れを欠かさず、いつも良い状態にしてあげたいものです。

ショーグルーミングは、キャットショーに出陳する際に行いますショー用のグルーミングのことをいいます。汚れのない様にすることはもちろんですが、審査の際にその猫の持っているすばらしい素質をくまなく表現できるように、特別のグルーミングを行います。ショーグルーミングは年齢、性別、個体によりやり方が異なりますので、詳細につきましては、別途お問い合わせ下さい。